ポタジェガーデン

オレガノの育て方

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オレガノの育て方

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オレガノの育て方

オレガノ(別名:ワイルドマジョラム)は代表的なハーブのひとつです。昔は主に薬草として流通していましたが、近年では料理に香辛料として使われる事の方が増えました。身近な料理に使うことも多く、自宅で育てていると重宝します。そんな「オレガノ」の育て方について詳しく紹介していきたいと思います。 オレガノ_栽培カレンダー

オレガノの育て方 メニュー

  1. 育て方1「どんな植物?」…オレガノの特徴や効果を知ろう
  2. 育て方2「用意と種まき」…用意する道具から種まきまで
  3. 育て方3「日々の世話」…日当たり、水やり、肥料など
  4. 育て方4「収穫量を増やす方法」…摘芯と挿し木について
  5. 育て方5「オレガノの病害虫」…オレガノに付きやすい虫など
  6. 育て方6「収穫と保存方法」…収穫のタイミングと保存の仕方
  7. 育て方7「活用方法」…収穫したオレガノのいろいろな使い道

オレガノの育て方1:どんな植物?

オレガノの特徴

 オレガノは葉をたくさん付けるシソ科のハーブで、別名「ワイルドマジョラム」と言います。同じく有名なハーブで「スイートマジョラム」と言うハーブがありますが、オレガノはその仲間。この2種は大きく分ければ似た香りなのですが、スイートマジョラムが少し甘みのある香りなのに対し、オレガノはスパイシーな香りが強めなのでこの別名が付いています。さわやかな香りでトマトやチーズに良く合い、イタリア料理におすすめです。多年草なので一度植えれば次の年も収穫をする事ができます。

品種によって形が異なる

 オレガノには大きくわけて2種類の形があります。ひとつは茎が立った「立性(たちせい)」、もうひとつが茎が寝た状態で伸びていく「ほふく性」。形が大きく違うため、お庭の雰囲気や栽培のスペースなどに合わせて選ぶようにしてください。

効果、作用

 オレガノには消化促進作用があり、胃腸の調子を整えてくれると言われています。また消炎作用があるとも言われており、喉がイガイガするときや風邪気味の時にはオレガノの葉を入れたお湯を飲むとすっきりさせてくれます。

オレガノの栽培適期

 オレガノは寒さや乾燥、害虫などに強く、育てやすいハーブです。多年草なので、一度植え付ければ何度も収穫を楽しむことができます。栽培に適した温度は15~25℃くらいで、関東以南は霜や雪を避けマルチングや敷きわらを行えば冬を越させることもできます。

オレガノの育て方2:用意と種まき

オレガノ_用意するもの

用意するもの

  1. オレガノの種
  2. 鉢底石
  3. プランター(横幅65cmのもの)
  4. 市販の培養土(元肥入り)
  5. 固形肥料

プランターの準備

 種まきは気温が15℃以上ある日に行います。まずはオレガノの家となるプランターの準備から始めましょう。オレガノは横に大きく育てた方がたくさん収穫できるので、横幅65cmのプランターに2株育てるのを目安にしましょう。植木鉢の場合は8号鉢以上のものに1株植えるイメージだとちょうど良いです。プランターか鉢が準備できたらまずは用意した鉢の底に鉢底石を敷き、その上に園芸店などで売っているハーブの培養土を入れましょう。元肥が施されているものだと簡単です。下準備はこれで完了!

種まき

 プランターに土を入れたら種をまいていきます。深さ5mm位の穴を2つ開け、ひとつの穴に3~5粒ずつを離して置き、土を5mmくらいかぶせてたっぷり水をやります。オレガノの種はとても小さいのでこぼさないよう注意しましょう。日がよく当たる場所で土を乾かさないように管理すれば、品種にもよりますが大体3~7日ほどで芽を出してくれます。
 本葉が出たころに芽を間引きして1本立て×2株になるようにしてください。

オレガノの育て方3:日々の世話

オレガノ_育て方のポイント

日当たり

 半日陰の場所でも十分育ちますが、日当たりの良い場所をより好みます。プランターをできるだけ日当たりの良い場所に設置してあげましょう。

水やり

 多湿が苦手で、少し乾燥気味の方がよく育ちます。水のやりすぎや雨水の当たりすぎに注意し、土が乾いたときにだけ与えるようにしましょう。庭植えの場合は雨水だけでも十分育ちます。

肥料

 土に元肥が施されていれば特に追肥はありませんが、花の咲く時期になると栄養をたっぷり使うので苗の様子を見ながら与えます。肥料を与えすぎると香りが弱くなるので注意します。

支柱

 育て始めた年の苗はまだ枝が細く強風に強くないので、支柱を立ててやると安心です。

刈り込み

 オレガノは高温多湿が苦手ですが、シソ科なので葉がよく茂り蒸れやすい植物です。そのため梅雨前には収穫がてら刈込みを行いましょう。新しいわき芽の上5mmくらいの場所をハサミで切っていき、苗全体の風通しを良くしましょう。刈り込みは夏の高温多湿対策になるだけでなく、苗の形を整える役割もあります。

オレガノの育て方4:収穫量を増やす方法

摘芯を行って収穫量を増やす

 苗の背丈が20cmくらいになったら成長点である真ん中の茎をカットしてしまいましょう。こうすることで苗は縦方向への成長をストップし、代わりに横向きにどんどん芽を出すようになります(わき芽)。わき芽がさらに縦に成長してきたらまた摘芯…と繰り返すうちに苗はどんどん横に大きくなり、その分収穫量も増えます。大きくなって根が鉢の底から出てくるようになると根詰まりを起こすので、植え替えを行ってください。

挿し木で苗を増やす

オレガノ_挿し木

 オレガノは、既に育てている苗の枝を使うことで簡単に増やすことができます。挿し木という方法が一般的で、新芽を付けた枝を10cmくらいにカットし、1時間ほど水に付けたあと土に挿しておくだけ。こうすることで枝が根を出し、新たな苗として成長していきます。

オレガノの育て方5:オレガノの病害虫

ハーブの害虫駆除

アブラムシ

 基本的に害虫が付きにくいオレガノですが、春先になるとアブラムシが付くことがあります。植物の汁を吸うタイプの害虫で、茎や葉に群らがっているの特徴です。

ハモグリバエ

 成虫が葉に卵を産みつけ、幼虫は葉の中に潜り込み、葉の中を食べ進みます。その跡が白い線になることからエカキムシとも呼ばれます。

ハダニ

 害虫の中でも代表的で、実にさまざまな植物が被害を受けます。繁殖が早いので予防を行うように心がけましょう。

高温多湿による病気に注意

 高温多湿が苦手で、カビが発生したり枯れたりすることがあります。特に梅雨前には摘心や刈込みをして、風通しをよくすることを心がけましょう。

オレガノの育て方6:収穫と保存方法

収獲できる場所と時期

 オレガノをハーブとして使用できるのはの部分。摘芯をするとどんどん葉を付けていってくれます。必要なときに必要な分の葉を収穫して楽しみましょう。花を楽しめるのは2年目からで最初の年は咲きません。葉も最初の年より2年目以降の方が多く収穫できるようになります。種を収穫するときは花を咲かせ実を放置し、カリカリに乾燥させてから取り出すようにしましょう。

乾燥保存も可能

 オレガノは乾燥させても香りが弱くならない、むしろ香りが凝縮されると言われています。ぜひ乾燥保存をしてポプリやサシェ作りなどに役立ててみてください。乾燥のさせかたについて詳しくはドライフラワー作りのページを、ポプリの作り方はポプリの作り方のページをご確認ください。

オレガノの育て方7:オレガノの活用方法

ハーブソルトに

いつもの塩にオレガノを加えるだけで風味豊かな塩に大変身。⇒手作りハーブソルトの作り方

料理に

 肉や魚料理の匂い消し、パスタやオムライスの香りづけなどに使用することができます。メキシコ料理にもおすすめ!ハーブオイルとしての使用もおすすめ。

ハーブティーに

 風邪気味のときに飲むと予防にもなり、独特の清涼感で喉をすっきりさせてくれます。また、リラックス効果もあるので眠る前に飲むのもおすすめです。ティーポットにセージを入れお湯を注ぎ蒸らすだけで手軽に作れます。

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