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レモングラスの育て方

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夏が好きなハーブ「レモングラス」の育て方

 原産地がインドのレモングラスは暑さが得意なハーブです。ラベンダー、クラリセージ、ローズマリーなど種類が多いハーブの中でも、暑さに強いハーブというのは実は珍しいのです。スーっと香るさわやかなレモンの香りが夏にぴったり!育て方もそれほど難しくないため、ぜひ自分で育てて、収穫をし、ハーブティーやポプリなど様々な用途にチャレンジしてみてください。

レモングラス_栽培カレンダー

レモングラスの育て方 メニュー

  1. レモングラスの育て方1-どんな植物?…レモングラスの特徴って?
  2. レモングラスの育て方2-苗選びと植え付け…苗選びからこだわろう
  3. レモングラスの育て方3-日当たり、水やり、肥料…苗の日々のお世話の仕方
  4. レモングラスの育て方4-レモングラスに付く害虫、かかる病気…病害虫について
  5. レモングラスの育て方5-鉢上げと株分け…レモングラスを長く楽しむために
  6. レモングラスの育て方6-収穫と保存方法…いよいよ収穫。保存の仕方
  7. レモングラスの育て方7-活用方法…収穫したレモングラスの使い道

レモングラスの育て方1:どんな植物?

 レモングラスは名前の通りレモンの香りがするハーブですが、柑橘系の果物から採れるわけではなく、実はイネ科の植物で、見た目はススキのような姿をしています。レモンの香りがする理由としては、レモンの皮に含まれる成分と同じ「シトラール製油」が含まれているからなのだとか。
 レモングラスの原産はインド。暖かい場所の植物なので、寒さがとことん苦手です。地植えをする場合、外で冬を越すことはまず無理!冬は「株上げ」をし、室内で管理してあげるようにしましょう。

レモングラス_外見

 レモングラスの植え付けは4月の暖かくなった頃から可能で、葉の収穫は寒くなる前の10月ごろまで行うことができます。よく茂るので、収穫したら様々な用途にチャレンジしてみてください。

レモングラスの育て方2:苗選びと植え付け

 レモングラスは種を手に入れるのが難しいため、市販の苗から育てるのが一般的です。質の良いレモングラスをたくさん収穫するためにも、苗の健康チェックをしっかり行いましょう。

葉のチェック

 ハーブに限らずどんな植物でも、苗を選ぶ時は初めに葉をチェックします。斑点が付いている、巻いている、穴が開いている、黄色い、白い、黒い…など、何かしらの異常がある物は避け、ピシッとして綺麗な葉のものを選びましょう。

根のぐらつきのチェック

 苗が健康に育つためには根の働きが欠かせません。ポットの中でしっかり根を張れているかを確認してください。軽くポットを揺らしたときにグラグラして不安定なものは避けます。

お店選びも大事なポイント

 苗は園芸店、ホームセンター、WEBショップなどで販売されていますが、どこで買うにしても、商品の回転率が高く、鮮度の高い状態を保てているお店で購入するようにしましょう。

レモングラスの育て方3:日当たり、水やり、肥料

 レモングラスは暑い場所の植物なので日当たりが良い場所で育てます。水やりについては、乾燥しすぎに気を付けていればそこまで神経を使う必要はありません。季節に関わらず土を触ってみて乾いていたらその都度たっぷりやるようにします。月に一度くらいで液体肥料を与えましょう。

レモングラスの育て方4:レモングラスに付く害虫、かかる病気

 レモングラスの「シトラール」という成分は害虫避けになると言われており、手作りの虫よけスプレーなどもよく話題になります。そのため比較的害虫に強いハーブではありますが、まれに「ハダニ」「メイガ」「ナメクジ」などの被害に遭うことがあるようです。見つけたら駆除して被害が広がらないようにしましょう。
 病気にも強いハーブですが、生育が良いので葉が茂って湿度が上がりやすいので、風通しのよい場所で育てましょう。

ハダニ(3~10月ごろ)

 0.5mmほどの小さなダニで、葉裏の汁を吸う害虫。葉に白い斑点やかすり状の模様ができる。大量発生するとレモングラスの生育が悪くなるので、少数のうちに粘着テープや葉水などで駆除をする。

メイガ(4~10月ごろ)

 種類が多く、葉の食害の仕方もさまざまな蛾。成虫でなく幼虫が植物を食害する。単純に葉を食べる種類もあれば、茎の中に入り込んで食害する種類もある。

ナメクジ(真冬を除いて1年中)

 夜行性で植物の柔らかい場所を好んで食べる。乾燥が苦手で昼間は湿った暗い場所に隠れていることが多い。駆除する場合は昼間の鉢の下などを探すか、夜間食害を始めたときにつまんで退ける。

レモングラスの育て方5:鉢上げ、株分け

 熱帯性のハーブであるレモングラスは、屋外だと越冬ができず枯れてしまいます。そのため、秋には室内の日当たりのよい場所に移す鉢上げ」を行う必要があります。

 また、苗が育ってくると「株分け」と言う作業が必要になります。秋の鉢上げ時に行うのがタイミングで、「根詰まりを防ぎ、長くレモングラスの栽培を楽しむことができます。

鉢上げ、株分けのやり方

 鉢上げの方法は簡単で、土を株ごと掘り返し移すだけです。この時、葉を15cm位まですべてカットし収穫してしまいましょう。
 同時に株分けをする場合は、ナイフや包丁などでざっくりと株を分けて植えるようにします。こうしてレモングラスを増やすことができます。細かく分けすぎると生育しにくくなる恐れがあるので、ざっくりとわけるのがポイントです。 レモングラス_鉢上げと株分け

レモングラスの育て方6:収穫と保存方法

 収穫は10月ごろまで随時行うことができます。十分に葉が茂ったら必要な分だけ切り取って使用しましょう。根本を10cmくらい残して切り取ると、暖かい時期であればまた新たな葉が生えてきてくれます。
 乾燥保存する場合は風通しのよい日陰に吊るします。密閉できるビンに保存するのがおすすめです。保存の段階であまり短く切ってしまうと、酸化が進み香りが劣化してしまうので注意しましょう。

レモングラスの育て方7:レモングラスの活用方法

 収穫したレモングラスは、料理、ハーブティー、ポプリ、入浴剤、虫除けスプレーなど様々な使い方があります。 たくさん収穫してぜひ色々なものを作ってみてください。

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